第22話「グランド・クエスト」
こちらは世界樹の上です。
ユイの叫びが聞こえてきました。
ユイ「ママ…ママ…」
アスナ「！」
アスナ「ユイちゃん？」
ユイ「ママ、ここにいるよ」
アスナ「ここにいるよユイちゃん！」
さすがのアスナちゃん。
アスナ「何かここから外に落とせるもの…」
障壁の前で立ち往生していた3人の前に何か落ちてきました。
カードです。
ユイによるとシステム管理用のアクセスコードだそうです。
マスターカードですね。プライスレス?w
何もないのにこんなものが落ちてくるはずはない。
アスナが落としてくれたに違いない。
アスナ…
ママ…
外から行けないなら正攻法で行くしかない。
リーファに今までのことを感謝し、ここからは1人で行くと告げます。
もう1秒たりとも待っていられない。
ユイも早くママに会いたいしね。
きました。
グランドクエスト<<世界樹の守護者>>を始めます。
キリト「待ってろよ、アスナ」
世界樹の中は大きなドーム状で外壁には大量の目のようなものが張り巡らされています。
そして遙か頭上には天へとつながっているドアが。
1対1なら大丈夫でもとにかく数が多い。
いくらキリトくんの動きが早くても手数で後れをとってしまう。
アスナちゃんのことを思い出して力に変えていきます。
視界が開けてあと少しというところまできました。
が、キリトくんに光の矢が刺さります。
壁際に大量の弓兵が。
雨のような矢が放たれます。
何本か当たってしまい動きが鈍ってしまう。
とどめとばかりに剣が刺さってしまう。
あと少し…
体力が尽きてしまいました。
蘇生猶予時間が表示されています。
この時間内に蘇生されるとデスペナルティがないのでしょうか。
キリトくんを倒して撤退したはずのガーディアンがまた出てきました。
侵入者は?
リーファちゃん♪
リーファちゃんの目的は敵を倒すことではなくキリトくんの回収です。
ゆっくり降下していたからかわりとすぐに回収できました。
入口まで一直線です。
…そんな簡単にはいきませんが。。
何本か光の矢をくらってしまい墜落してしまう。
もう少しで…
リーファ「うああああああ！」
なんとか敵の攻撃をかいくぐって脱出に成功しました。
すかさず蘇生アイテムを使います。
またグランドクエストに挑戦しようとするキリトくんを止めるリーファちゃん。
リーファ「もうやめて。いつものキリトくんに戻ってよ。あたしキリトくんのこと…」
キリト「リーファ、ごめん。あそこに行かないと何も終わらないし何も始まらないんだ」
キリト「会わなきゃいけないんだ。もう一度。もう一度アスナに」
リーファ「今…今…なんて?」
キリト「ああ。アスナ。俺の探している人の名前だよ」
リーファ「でも、だって…」
リーファ「その人は…」
リーファ「おにいちゃん、なの?」
キリト「え?スグ?直葉?」
この世界では言っていなかった自分の名前を言われたことで確信したリーファちゃん。
リーファ「ひどいよ。あんまりだよ、こんなの」
ログアウトします。
泣き出すスグちゃん。
お兄ちゃんが部屋を訪ねてきたのだが「やめて！」と一喝。
ナーヴギアを使ったことを謝る和人に対しスグちゃんは「違う。そうじゃない」と。
このシーン、ビンタくらいするかと思いました。
直葉「あたし自分の心を裏切った。お兄ちゃんを好きな気持ちを」
直葉「全部忘れて諦めてキリトくんのこと好きになろうと思った。ううん、もうなってたのよ」
兄妹なのにと言いたそうな和人に対しスグちゃんはきれいにカウンターを入れてあげます。
直葉「知ってるんだよ！あたしとお兄ちゃんは本当の兄妹じゃない！」
和人はそれをずっと前から知っていたから自分を避けていた。本当の妹じゃないから遠ざけてた。
直葉「なら。なんで今更優しくするのよ！お兄ちゃんがSAOから戻ってきてくれて嬉しかった。小さいころみたいに仲良くしてくれてすごく嬉しかった。ようやくちゃんとあたしのことを見てくれたって。でも、こんなことなら冷たくされたままのほうがよかった」
直葉「それならお兄ちゃんを好きだって気づくことも、明日奈さんのこと知って悲しくなることも」
直葉「お兄ちゃんの代わりにキリトくんを好きになることもなかったのに！」
和人「ごめんな」
直葉「…」
直葉「もうほっといて」
良回でしたが、ラスト3分の1が特によかったですね。
いいシナリオと演出と演技でしたがあまり見たくないな。
ブログを書くために何周かリピート再生していたのですがw
スグちゃんにとっては失恋2連発となりました。
現実の恋はかなわないと覚悟していたとは思うけど、現実から逃げた恋だったALOのほうまで…。
しかも別人と思っていたのが同一人物とは…。
立ち直れるのかな。
それから、ALO側でリーファちゃんが「ひどいよ。あんまりだよ」って言ったときに魔女化するかと思いましたw
だってまどかのセリフだし。。。
魔女化してもおかしくなかったよね。
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