美琴が登校したところ…
クラスメート「あら。御坂さん?ずいぶん早いですわね」
美琴「いつも通りだけど?」
クラスメート「学校とは真逆の方向へ歩いてらしたのをお見かけしたので…」

美琴「そんなことあるわけないじゃない。きっと誰かの見間違いでしょ」

「クローン?何それ?」
「レベル5のクローン人間を作っちゃおうって計画が進んでるって話。聞いたことない?」
「え?知らな~い」

「あれだろ。軍用兵器として量産するとかって」
「それ、もうすぐ実用化されるらしいぜ」

「でもさレベル5って学園都市に7人しかいないじゃん?」
「誰のクローンなんだろうね」
「あたし聞いたんだけど。そのレベル5ってあの超電磁砲なんだって」

美琴「!」

美琴のクローンの噂が次々と流れて…
ここで時間軸が戻ります。
???「あなたオリジナルね」

美琴「長点上機学園にもずいぶんと物好きがいるのね。で、なに?あんたその噂について何か知っ」

美琴「てっ…」

痛いだろうねw
美琴「おおおおおお…」
???「あなたは中学生。私高校生。長幼の序は守りなさい」

???「In brief, タメ口禁止」
美琴「あの噂について何かご存じなのでしょうか」

この女は何かを知っている様子だが「知っても苦しむだけよ。あなたの力では何もできないのだから」と答える。

美琴「あたしは何を知っているかって聞いてんのよ。それにあたしには何もできないってじゃああんただったら何ができ」

美琴「ごふっ…」

マネーカードをばらまいていたのもその一環だったそうです。
路地裏に人の注意を向けさせることにより学園都市の死角をつぶす。
そうすればそこで行われるはずだった実験を阻止できるかもしれない。

机の引き出しからおもむろに取りだしたのは…

「量産型能力者計画」

???「やっぱり形の残るものはダメね…」

あれ。想定外に火が大きくなりましたよw
???「Indeed, 証拠隠滅なら現場もろとも目撃者も消してしまえと」

逃げてきた美琴です。放火してきたようなものですねw

制服から長点上機学園とわかっていたので学園のシステムにハッキングして調べてみます。

確かにいます。
名前は布束砥信。

幼少の頃より生物学的精神医学の分野で頭角を現し…

山下大学附属病院および樋口製薬・第七薬学研究センターでの研究期間をへて…

本校に復学。

砥信を問い詰めるより直接潜入したほうが早いと結論づけた美琴。早速行動を開始します。

制服だと目立つのでお買いもの。37000円なり。

更衣室としてホテルの部屋を利用。

さすがに常盤台ですね…。

場面変わって春上さんの部屋です。
佐天さんはマネーカードをたくさん見つけたことが得意げな様子。

春上さんのほうがたくさん見つけてました…

佐天さん「!」

佐天さん「負けた…」

砥信が在籍していたという樋口製薬・第七薬学研究センターです。

美琴「じゃ行きますか」

第3話「超電磁砲量産計画」

こちらは留守を任された黒子です。
ここぞとばかりに美琴が毎晩抱いて寝ているぬいぐるみをはぐはぐしてます。くんかくんか♪



電気を使ったセキュリティは無効にできます。便利ですねw

所内のデータを見たところ…

電気は通っているものの何をやっているか不明な部屋がありました。
あやしいです。

ということでやってきました。

人が入れるくらいの大きさの培養器があります。


近くのコンピュータのデータを見てみます。

そこには「超電磁砲量産計画「妹達(シスターズ)」最終報告書」と書かれたレポートがありました。

美琴「!」

美琴は目を通していきます。

この計画は、偶発的に生まれるレベル5を確実に誕生させることを目的としていました。
そのターゲットは超電磁砲こと御坂美琴です。

美琴の体細胞から生まれた受精卵とDNAマップから生まれた実験体は…人体については投薬により14日で超電磁砲と同様の人体を形成することに成功。

さらに人格については砥信の監修のもと基本的な脳内情報をインストールすることで対処しました。

美琴は、幼少期にDNAマップの提供を打診されたのは難病の治療ではなかったと知って愕然とする。

しかし計画を進めていくなかで大きな問題が発生した。
クローンの能力はオリジナルの足元にも及ばない。
オリジナルのレベル5に対し、クローンはレベル2。うまくいったところでレベル3程度だった。

クローン体からレベル5を誕生させることは不可能、と判断され妹達計画は凍結された。

最終的には計画は実行されなかったことがわかって力が抜けた美琴。

ほっとした様子で研究センターを後にします。


美琴が立ち去ってすぐあとに逆のほうから何かが来ました。

あの報告書を消しているのでしょうか。

???「完全消去まで42.28秒と」

???「ミサカは正確な時間を報告します」

そんな第3話でした。
クローンがいましたね。
次回は美琴とミサカが出会うのでしょうか。
疑問なのが医者が幼少期の美琴がレベル5であることがわかっていたことです。
超電磁砲1期で美琴自身が「最初からレベル5ではなかった」と言っていたように記憶しているのですが…。
それとも手当り次第にDNAマップを収集して誰かがレベル5になるのを待っていたのでしょうか。
第4話「妹達」
- 関連記事
-
ネタ過ぎますwww