黒猫が転校したことを知らされていなかった京介は電話してみるもののつながりません。

さてどうしたものか…。まず思い浮かんだのは地味子だったが夜遅いこともあってか思い直します。
で、妹に夜這いをかけます♪

ぱしん♪

桐乃「!」

いつか自分がされたように人生相談をもちかけます。

一通り桐乃に話しました。

黒猫のことがまだ好きな京介。突然泣き出します。
桐乃「!」

桐乃「泣くなっての。ほら」

桐乃さんマジ天使。

桐乃「あんたちょっと後ろ向いて」

突然チョークスリーパーw
背中を見たらムカついたからという理由w

でもそのあと優しく…

ふわっと抱きしめてくれました。いいなー

桐乃「元気出しなってば」

桐乃「あたしはあんたの味方だからさ。あんたがどんなにどうしようもないやつでもみんなが見捨ててもあたしはここにいてあげるから。ちゃんと最後まで心配して叱ってあげるから。だから元気出せ、兄貴」

京介「あったかいな、お前の体」
桐乃「うぇ!?バ、バカ…」

かわええ…。
桐乃「変なこと言うな」

なでなで。

桐乃「あたしにマジに好きな人ができて付き合ってそんでもってあたしがその彼氏に振られていなくなられて泣いてたら、あんたどうする?」

桐乃「やっぱ言わなくていいや。そんなのわかるし。あたしたちは兄妹だから。そ、どうせこんな感じでしょ」
桐乃「あーあ、ったくやれやれだぜ。しょーがねーな」

京介と向き合って桐乃が宣言します。

桐乃「京介、あたしにまかせて」

京介とは連絡できなかったのに桐乃とは連絡とれるんですね。
登録名が「黒いの」ですかw

添付されていた地図が本当だとすると草津にいるに違いない。

早速探しましょう。

今日の桐乃は頼りになります♪


ゴスロリ服は目立つと思ったのだが…





なかなか見つからない。足湯で一休み中です。

そこへ偶然通りかかった探し人。
黒猫「あなたたち」

いた。

捕まえた。猫はすぐ逃げるからね。

どうして黙って転校したのかと問いつめる桐乃に対して
黒猫「もう一度聞くわ。あなたたちどうしてここに来たの?」

桐乃「決まってんでしょ。あたしはあんたを連れ戻しに来たの」

桐乃「あんたが遠くに行っちゃうなんてやだよ」

桐乃の直球の告白に照れる黒猫は話題を変えます。
黒猫「あなたは他に言いたいことがあるはずよ」

桐乃「どうしてこいつと別れるなんて言ったの?」

理想の世界を作るために京介といくつもの儀式を積み上げてきたという黒猫。
…わけが分かりません…。
分かるように言えと要求する桐乃。
黒猫「私がお兄さんと付き合ってあなたはそれでよかったの?」

桐乃「いいって言ったでしょ。電話で」

黒猫「本当に?」
桐乃「納得してるよ」
黒猫「嘘よ。真っ赤なウソ。そんなの納得したフリをしているの間違いでしょ」

黒猫「そんなのは私の望む結末じゃない。そんな展開じゃ理想の世界には至れないの」

ここからは黒猫が桐乃を攻めます。
黒猫「ちょうどいいわ。片を付けましょう。どうしてあなたは私がお兄さんの部屋に遊びに来ていたとき辛そうな顔で逃げて行ったの?どうしてあなたはお兄さんと私が付き合いはじめてからずっと苦しそうにしているの?」

桐乃「苦しそうになんてしてない…」

黒猫「私たちが付き合うことに納得しているのならそんな顔をするわけないでしょう」

黒猫「見ていられないわ。今のあなた」

桐乃「そこまであたしのことをわかってるくせにあんたどうして告白したの?ひどくない?友達が嫌がることをわかってやったってことでしょ」

桐乃「あたしだってあんたのことがわかる。あんたがどんだけ必死だったかあたしはちゃんとわかってる」

桐乃「だからあたしは我慢してたんじゃん!」

口が滑ってしまいました。
黒猫「いったい何を我慢していたの?」

黒猫「私のことを友達だと思ってくれるのなら、本当のあなたを見せてちょうだい」

しまった、という表情の桐乃だが覚悟を決めます。

桐乃「言うよ。言えばいいんでしょ。わたしは…わたしは…」

桐乃「兄貴なんて大っ嫌い!」

桐乃「大っ嫌い!」

桐乃「大大大大大大大っ嫌いなの!」

へこみますw

桐乃「あたしは兄貴が大嫌い。だけど兄貴に彼女ができるなんて絶対いや!あたしが一番じゃなきゃいや!」

桐乃「あの日の夜、黒いのと電話して聞かれたの」

黒猫「あなたのお兄さんに告白してもいい?」
桐乃「………いいよ」

桐乃「ホントは嫌だったけどマジであんたのことを好きな子が思いを伝えようとしてるのに邪魔なんてできない。でもやっぱきつくて」

だから京介が振られたと聞いて正直ほっとした。
桐乃「でも。でもさあんた振られてすごく悲しそうだったじゃん」

それで京介を振って勝手に転校した黒猫にムカついて…
桐乃「あたしがなんとかしてやろうって思った。それがあたしの本音。今ここにいる理由」

桐乃「あたしは京介に彼女ができるなんて絶対にいや。だけど兄貴が泣いているのはもっといや」

黒猫「どうしてそこまでするの?」
桐乃「兄妹だからじゃん」

ここから桐乃のお兄ちゃん大好き告白タイムです♪
思い出補正かかりまくりな感じもしますが。
桐乃「離れていてもずっと心配してくれた」

桐乃「弱音を吐いたらすぐにかけつけてくれた」


桐乃「いつもそばにいて…」

桐乃「何度も何度も守ってくれた」



桐乃「辛いときは慰めてくれたし」

桐乃「笑わせてくれたし」

桐乃「怒らせてくれた」

桐乃「バカなことをしたときは叱ってくれたし嫉妬してくれた」

桐乃「悩んでるときは相談に乗ってくれた」





桐乃「あたしのことなんか大嫌いなはずなのに」

桐乃「ずっとずっと無視し合ってたはずなのに」



桐乃「だからあたしもそうするの」

黒猫「やっと本音を言ったわね。ここまでしたかいがあったわ」
黒猫「京介。あなたは私のことを好きだと言ってくれたわね。だけど桐乃は京介に恋人ができることが嫌で嫌でたまらなくてそれでも私たちを復縁させると言うわ。自分たちは兄妹で逆の立場だったらきっと兄もそうするだろうからと」
黒猫「聞かせてちょうだい。あなたはどうするの?桐乃の気持ちを知ってなお、私を選んでくれるの?」

京介が答えようとした瞬間、黒猫はそれを聞くのを拒否する。
続きを口にしたら死ぬとw

緊張しすぎたせいかぶっ倒れる黒猫でした。

顔色がずいぶん悪いですね…。

少し休んでから改めて黒猫に聞いたところ、引っ越し先は松戸らしいw
黒猫「千の葉が舞いとぶマッドシティ」
草津は家族旅行で来ていただけみたい。

なんでそれを先に言わないのかと問い詰める桐乃だったが…
黒猫「言えるわけないじゃない。あんな必死に説得してきたら…」
桐乃「うわわ…。わわ…。あれは違う、違う…」

場面変わって新しい黒猫家です。

京介は桐乃が彼氏を作るまでは彼女を作らないと宣言します。
でも京介は桐乃に彼氏ができるのは嫌なわけで。
桐乃「ダメじゃん」

黒猫です。

猫メイド♪

まだあきらめたわけじゃないのでした。

黒猫のデスティニーレコードが更新されました。

手前にいるのは黒猫でしょうか。

京介「ありがとうな。桐乃」

桐乃「いきなり何言ってんの?」

京介「俺がお前にお礼をいうの、そんなに珍しいってのか?」
桐乃「はいはい。ごめんね」

桐乃「どういたしまして。京介♪」

京介「そのとき俺がどう思ったかなんてそれこそ言うまでもないことだった」
第9話「俺の妹がこんなに可愛いわけがない!」

そんな第9話でした。
桐乃派にはたまらない回でした。
あーもうかわいい。かわいい。かわいすぎて顔がにやけるw
後ろからむぎゅううううってされたい。
次回は「俺の妹がウェディングドレスを着るわけがない」
…結婚でもするの?w

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さて、次回は最近出番がなかった「あの人」が活躍します!
…フェイトさんではありません(笑)