夏希「って、何を歌ってるんですか」
シューベルトの魔王です。作曲者の死後50年が経過しています。つまり…
桜「作中で歌っても著作権管理団体にお金を払わなくてもいい！」
記録の十五「魔王の品格」
詞はゲーテだったのですね～。
牡丹ちゃんの指摘。
魔王にしてはやることがしょぼい。
牡丹「あいつ、魔王の求められる要素を一つも満たしてないだろ」
牡丹「魔王に求められる人材とは！」
まずは圧倒的な魔力！
次に部下を統率するカリスマ性。
そして壮大な野望。
桜「これじゃあいつ魔王志望で面接受けても一次で落とされるね」
夏希「魔王失格！？」
花梨「そもそも子供をさらうなんて手下の仕事ですよね」
しょぼい魔王だとこうなる。
魔王「ダークメテオ！」
…これはひどいw
普通にザコだ…。
花梨「私、魔法使いにも通常攻撃させます」
夏希「魔王なのに…」
クレア「聖水使ったら出現しなくなるレベルね」
夏希「魔王なのに！」
桜「即死呪文が普通に効きそう」
夏希「魔王なのに！」
ということで、どうすれば魔王らしくなるか考えます。
いろいろ出ましたね♪
帰宅部が考えた魔王です。
手下がたくさんいますw
最後は魔王自ら手を下します。
魔王「ダークメテオ！」
魔王がパワーアップしてますw
夏希「確かに魔王っぽくなってましたけどちょっと無理ゲーすぎません？」
桜「もともとバッドエンドなお話だからね」
そして歌曲は感動のフィナーレへ！
夏希「生き返るのかよ！」
記録の十六「文学のすゝめ」
2年生は国語でこころを読んでいるようです。
桜ちゃんは文庫を買って全編読んでみたらしい。
桜「フルで読んでみたら微妙だった…」
夏希「J-POPの感想かよ！」
桜「サビだけだね、良かったのは」
夏希「小説のサビってどこ！？」
桜ちゃんのクラスではこころに出てくるセリフがブームらしい。
牡丹「中でも一番はこれだな！」
牡丹「精神的に！」
牡丹「向上心がないものは！」
牡丹「バカだ！」
桜「出たー！SKB！」
夏希「そうやって略すんだ！」
花梨「今のってなんですか？」
クレア「登場人物の一人が親友であるKの心をえぐるために放つ必殺の一言よ」
花梨「へぇ～そうなんだ」
夏希「間違ってはいないけど…」
花梨ちゃんはりんごを買いに行く話をよく覚えているようです。
花梨「たかしくんが1000円持って買い物に行って1つ80円のりんごを…」
花梨「これは算数でした」
夏希「どんな勘違い！」
夏希「何してもこれ出すんだ！」
山月記もありました。
花梨「トラになる…?」
タイガーマスクでしょうかw
花梨「おお♪」
夏希「そうじゃなくて…」
桜「山月記っていうのはこういうお話よ♪」
…俺妹ですかw
記録の十七「うろおぼえ御伽草子」
話は日本昔話に移っていきます。
金太郎といえばまさかりですが…
まさかりはどこでつかうのか？
桜「熊をぶっ殺すとこかな」
夏希「そんなエグい話なわけないだろ！」
花梨「まさかりで熊を切っても切っても同じ顔だったのか」
夏希「何太郎飴だよ！」
クレア「金太郎はまさかりを池に落としてしまうのよ」
夏希「イソーーーップ！」
夏希「金太郎は一狩り行かないし熊装備も作りませんから！」
花梨「もしかしてこうかも」
熊「転校初日から遅刻なんて最悪」
ベタな展開ですねw
二人は出会ってしまった…
金太郎「熊だー！」
夏希「結局やるのかよ！」
続いて桃太郎です。
壮大な物語が用意されているようでw
夏希「全何部作ですか！」
どさくさにまぎれて花梨ちゃんのちょっとえっちな画像♪
桜「それはさておきおじいさんは山へ、おばあさんは川で桃を拾うんだよね」
花梨「その桃から帝王切開で男の子をとり出すんですね」
夏希「状況は合ってるけどその日本語のチョイスおかしいから！」
牡丹「桃太郎って全国周って物件を買いあさって貧乏神を倒すんだよな」
…
…
桜「あれ？いつもみたいなツッコミは？」
続いて浦島太郎です。
夏希「いじめっこがカメをいじめてて…」
花梨「それでいじめっこ達にお金を渡してカメを買い取って助けてあげるんだよ」
クレア「つまり金で片を付けたのね」
夏希「そうだけどあんたが言うと生々しいよ！」
かちかち山は…
桜「ウサギがタヌキを罠にはめて溺死させるんだよ」
夏希「え、ちょ…」
猿蟹合戦は…
牡丹「サルをカニの仲間が寄ってたかってなぶり殺しにするんだよ」
夏希「待って待って！」
花さか爺さん…
クレア「一花咲かそうと犬の死体を焼いてまくのよね」
夏希「そうですけど！」
桜「昔話って殺伐とした話が多いよね♪」
夏希「殺伐としてるのはあんたらの記憶だよ！」
桜「カラスが鳴くから…帰ろうか」
帰宅第一。
そんな第5話でした。
昔話はツッコミどころが多いですからね♪
桜先輩はなんと…
ヘルメットでした♪
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