では今回のお話。
アスナちゃんはそのまま連行されてきました。


こちらがユウキちゃんがリーダーをしているギルド、スリーピング・ナイツです。
左のおねーさんから順に…
後衛のシウネー
前衛のテッチ
前衛のジュン
中衛のタルケン
中衛のノリ
…です。

で、お願いの内容は…

ボクと契約してボスを攻略しようよ!この7人で!


にひひ♪

ボス戦は本来は7人のパーティーが7つ、つまり49人で挑むのが普通だから7人だけでは無理じゃないかなというアスナちゃん。

シウネーちゃんがその理由を話してくれました。

それぞれに事情があってこのパーティーメンバーで活動できるのはこの春までになりそう。
そこで解散までに絶対に忘れることのない思い出を作ることにした。

ボスを攻略すると戦士の碑に名前が残る。

でも問題が1つあって、ボスを攻略したのが1パーティーだけならメンバー全員の名前が残るけど複数のパーティーで攻略した場合は名前が残るはリーダーだけ。
スリーピング・ナイツのメンバー全員の名前を残したいから1パーティーだけで攻略する必要がある。

そこで、パーティーの上限まであと1人空きがあるのでユウキちゃんと同等の腕をもつプレイヤーを探していた、と。

拝み倒してますw

断れる雰囲気じゃないっぽいw

アスナちゃんはいつの間にかあのころのアインクラッドにいたときのように勝算や安全を最優先に考えていたことに気づきました。

このころは攻略の鬼でしたね。


アスナ「安全な攻略、決められた勝利」

アスナ「それだけがゲームの楽しさじゃない。きっとユウキたちはそのことを知ってるんだ。私よりもずっと」

アスナちゃんはあのときなら決してしなかっただろう決断を下します。
アスナ「やれるだけやってみましょうか」

アスナちゃんは聞いてみた。ほかにも強いプレイヤーはいたと思うけど?たとえば黒ずくめの片手直剣のスプリガンとか?
ユウキ「あー。うん覚えてる。確かにあの人も強かった」
アスナ「じゃあ、どうして助っ人を頼まなかったの?」
ユウキ「やっぱりあの人はダメ。ボクの秘密に気付いちゃったから」
仮想世界の住人、とか言ってたアレですかね。

翌日に早速攻略に行くことになりました。

リズとチャットをしています。
これから合流するらしい。

ずいぶんとゴキゲンですね♪

街の中を歩いていたら突然ゲームが終了してしまいました。
電源が落ちたようです。

顔見なくても分かりますねw

時間過ぎてる。

いきなりケーブルを抜いたことに抗議するアスナちゃんだったが。
アスナ「移動とか挨拶とかいろいろと…」
ママ「わけのわからないゲームの中でのことを本物の約束事より優先させるつもりなの」

無表情w
ママ「次はもうないわよ。今度これのせいで決まり事をおろそかにしたら機械は取り上げます」

ママ「だいたいお母さんわからないわよ。そのおかしな機械のせいであなた大切な時間を2年間も無駄にしちゃったのよ。見るのも嫌だと思わないの」

アスナ「これはナーヴギアとは違うわ」

夕食を拒否して外へ。

アスナママの言うことは正しいけど、アスナちゃんにとっては大切な人と出会った場所だからね。

それをあんな風に言われると納得はできないだろうな。



で、それを引きずっているアスナちゃん。ぼーっとしていました。

さて、とりあえずボス部屋に行ってみましょう。


アスナちゃんの出番はありませんでした。この6人はかなり強いらしい。

ボス部屋の扉が見えたので駆け出していきます。

異変に気付いたアスナちゃんが静止します。



偵察魔法っぽいね。


何もないはずの空間に…

ギルドのマークなのかな。

一気に眼光が鋭くなりました。スイッチが入ったかな。

相手が抜剣するそぶりを見せたらアクアバインドをかけるようシウネーちゃんに指示しています。
シウネーちゃんはALOでの対人戦は初めてらしくゾクゾクしてますw

結局戦闘は発生しませんでした。


ボス部屋へ。



あとでアスナちゃんが気付いてましたがコレだったのですね。

部屋が明るくなりました。

キター。

このツーショットいいよね。これぞマザーズ・ロザリオ編って感じ?

アスナ「いくわよ!」

ユウキ「おう!」

全滅したみたいです。

アスナちゃんはすぐにミーティングを開催します。

入口で遭遇した3人組はボス攻略ギルドの所属の斥候であること。

目的は情報収集。

ボス部屋に紛れ込んでいてスリーピング・ナイツの戦闘を通してボスの弱点や攻撃パターンを見ていたこと。


スリーピング・ナイツがボス戦に挑んだ25層も26層も同じように偵察されていたこと。
そのあとすぐにほかのギルドがボス攻略をしてしまったのは偶然ではないこと。

そして今回も同じように他のギルドが動き出すだろうこと。

呆然とするユウキちゃん達だが…
アスナ「そうと決まったわけじゃないわ」

攻略ギルドはおそらく49人かそれに近い人数を集めるだろう。それには1時間くらいはかかる。それまでにもう一度挑戦すればいい。
ここからボス部屋までは30分ほどで着くようです。

元気になりました♪

ということで早速ボス部屋まで戻ってきましたよ。

20人くらい集まってます。ネトゲ廃人すげぇなw

………

とはいえ全員揃っているわけではなさそうなので先にボス戦をやらせてもらおうと交渉します。

通行止めと言われてしまいましたw
何様だよw

何を言っても通じません。
ユウキ「ねえ、君」

ユウキ「僕たちがこれ以上どうお願いしてもそこをどいてくれる気はないってことなんだよね」

ユウキ「そっか。じゃあ仕方がないね。戦おっか」

アスナ「ええっ。ユ、ユウキ…」
ユウキ「アスナ」

ユウキ「ぶつからなきゃ伝わらないことだってあるよ。たとえば自分がどれくらい真剣なのか、とかね」

アスナ「…」

ユウキ「封鎖している彼らだって覚悟はしているはずだよ。最後の1人になってもこの場所を守り続けるってね。そうだよね?」
ユウキ「…さぁ、剣をとって」

スピードの差は圧倒的ですね。
しかも相手の攻撃を軽く受け流しているあたり、パワーでも負けてないっぽい。

一気に減ったなぁ。すごい。

アスナ「……」

アスナ「!」

ユウキ「ぶつからなきゃ伝わらないことだってあるよ」

アスナ「そっか。そうだよね」
先ほどのユウキちゃんの言葉が響いたのか、アスナちゃんは剣をとる。

ふっきれた感じ?



攻略ギルドのメンバーがきました。挟み撃ちか。

これはまずいな。

ユウキ「ごめんねアスナ。ボクの短気に巻き込んじゃって。でもボク後悔はしてないよ。だってさっきのアスナ、出会ってから一番いい顔で笑ったもん♪」

アスナ「私こそ役にたたなくてごめん」

アスナ「この層は無理かもしれないけど次のボスは絶対にみんなで倒そう」

追いついてきた攻略ギルドのメンバーの中になんか見慣れた格好のプレイヤーがいますねw

一気に加速して攻略ギルドの増援の前に立ちふさがりました。

?「悪いな」
その声は…!

キリト「ここは通行止めだ」

そんな第20話でした。
ユウキちゃんは1パーティーでボス攻略をするための最後の1人を探していたのですね。
バランスを考えると後衛ができるアスナちゃんのほうがいいと思いますよ。キリトくんが入るとバランスが悪い。
それに…女の子のほうが華やかになるしw
やはり攻略になるとアスナちゃんの指揮能力の高さが生かされますね。
前のSAOで最前線であれだけ活躍してたからね。
そして最後にきたキリトくんw
自分の出番をねじ込んでくるあたりさすがです。
相手のギルドはかわいそうですね。
絶剣と閃光と黒い人が相手とはw
そういえばキリトくんは異名とかないのかな。
次回は「剣士の碑」
- 関連記事
-
アスナは閃光、副団長、バーサクヒーラー、抜刀妻、剣業主婦、デスナ、アスガン…。